テレビがどうなれば欲しくなる、見たくなるか

もしもテレビCMが「個人化」したら

テレビをあまり見なくなったし、録画も全然しなくなった。
そもそも電波が入りにくいのに加えて、やれコピーワンスだの何だのと、録画も煩わしくなってきた。 話題のドラマも気にはなるが、不便になったので、触りたくなくなったのだ。
まぁNHKオンデマンドは毎月見放題を使っているし、テレビ東京ビジネスオンデマンドにも入っているので、ピンポイントで見たい番組は見る。
要は、こっちの生活時間を拘束されずに、好きなときに見れるならソレでいいのだ。

というわけで投稿:
かつてのモノが売れた「勝ちパターン」が最近は無いと言われて久しい昨今。
しかしiPhoneというお手本があり、その勝利パターンを見ると、製品の使い勝手のみならず、多くのレコード会社を説得してiTunesストアを構築した所にあります。
テレビに関して同じ事を考えると、「全ての放送局を説得して全番組をオンデマンドで観られるようにする」あたりではないでしょうか。これこそテレビの究極の個人化、実現すれば、あまちゃんも半沢直樹も見放題。でもこれをやろうとしない業界に、日本の限界を感じます。

解雇特区と言うが

“解雇特区”をごり押しする政治の論理と常識への疑念

解雇特区、などと言うが、働きの悪い従業員には辞めてもらう、という、一種の競争主義のようなものは必要なのではないだろうか。 リーマンショックの時、派遣の我々は一斉に切られ、回復してきた頃に再度採用頂けたのはありがたいが、 戻って見ると横には一日中 お菓子食ってる正社員様がいて、なんでこんな人間が安泰で、パフォーマンスを出そうと緊張感を持っている波面メンバーがこんな目に遭うんだろうか・・・と、思ったものでした。

投稿。

企業は市場の競争に晒される中で利益を上げる必要がある一方で、従業員は世代交代するため後進の育成が必要です。なので、社内ニートなど一人たりとも置いておけないというパフォーマンス重視の面もあれば、効率主義だけで生徒を扱えない学校のような面もあります。▼後輩を育てる行為は結果的には利益に貢献するはずですが、成果主義の採用のもと短期的には評価されないという理由で指導教育しなくなってしまったという弊害も実際起きたようです。▼私は技術職ですが、昔は先輩が残業時間につきっきりで教えてくれたりしたものです。最近は(コンプライアンス重視の風潮にあり)上下関係もドライに見えます。▼紹介されたSASですが、その内情からは社内での競争や圧力のようなものが感じられ、昔ながらの日本企業とは全然違うと思いました。日本の大企業は、派遣は簡単に雇ったり辞めさせたりしている一方で、正社員はポジション相応の働きをしていない人や遊んでる人に対して圧力も何もかからず何年もそのまま…という事例をよく見かけます。▼既に投稿意見にも出ていましたが、結局、個々の従業員をパフォーマンスをうまく評価できていないという現実があるように感じています。また、正社員を減らして派遣を使うのは、教育を面倒くさがる会社が増えている。

MSP430 Launchpad の Rev. 1.4 と 1.5 の違い

espyの日記:Launchpad の密かなアップデート
このスラド日記に書いた内容だが、改めて。 追加情報もあり。

MSP430 Launchpad は、途中で 同梱チップが変っている。
同梱チップの新/旧と、その仕様概要は以下の通り。

msp430-Lpad-old-new

そして、基板の版数も Rev. 1.4 → Rev. 1.5 と変っている。

Rev.1.5に変ったのは2012年。 この基板の更新と、同梱チップの変更とは、同時に行われているそうだ。(TIの営業さんに尋ねて確認した)
またRev 1.5以降は、パッケージの箱の表面に貼られたシールに書かれており判別ができる。

特に気になるのは、エミュレータ部にある UART機能と、マイコンチップの TXD/RXD信号との対応。
LaunchPadは、USBケーブルで Windows PCと接続すると、デバイスマネジャのポートに「Application UART(COMx)」といったポートが現れる。これはその名の通りCOMポートであり、TeraTermなどを使えばターゲットマイコンとシリアル通信が可能だ。
だが、マイコン側では UART機能は、上の表の 4種類のチップのうち、MSP430G2553 にしか内蔵されていない。 ただ、Launchpadのソケット自体は 20pinなので、 Rev. 1.4以前の基板にも G2553を刺して使用できる。
ところが残念な事に、エミュレータのUART機能の TXDと、G2553を刺した場合の RXDとが対応しておらず、両者のTXDどうしがぶつかっているのだった。

Rev.1.5基板ではこの点が改良されている。そのまま使うと、TXD同志,RXD同志がぶつかってしまうのは同様なのだけれど、 エミュレータ部とターゲット部をブリッジしているジャンパピンのところで、普通は縦向きに差し込むジャンパを、TXD/RXDの所だけ横向きに刺すことで、TXD/RXD信号をクロスさせることができるようになっている。

Rev.1.4では、マイコン側でソフトウェアUART (BitBang方式とも呼ばれている)を使って、エミュレータ部とシリアル通信するサンプルプログラムなどもあるので、Rev.1.5では Rev.1.4と互換を保ちつつ、クロス接続もできるという仕掛けにしたようである。 この点はよく考えられている。

10/5 sat.分。 BTRON Club 97th例会

健先生クラブ 97th.例会。

郷田さん、8月に出た FM3 USBスティックボードでもう発表ネタに。微妙ではあったが、私なんか買ってそのままだったので、タイムリーな実行は尊敬する。
木元さんの自作PDAが凄すぎた。基板むき出し(^^;;)。
発表は最初、何を言っているのか分からなかった。(この人天才肌か?) 実身・仮身のようなリンクを、ファイル単位ではなく、もうテキストの行単位でやってしまおう、という感じか。もうマウスで右クリックなども無しで、あっちとこっちの文字列にリンク関係ができる。見た目は分かりにくいのだけれど、思考を妨げないという点では、むしろこういうツールこそがニーズにマッチするのかもと感じた。
先生からは、「ファイルという概念は良くないという考えもある。 それでもファイルの概念が勝ち残ってしまったのはなぜかという深い問いもある」とのコメント。
(参考書籍:「人間はガジェットではない (ハヤカワ新書j」、既に絶版)
茨木さんの発表は、BTRON 2.0に関する先生の今までの発言をまとめていて議事録的価値があるありがたいもの。 正直、先生の2.0発言は、聞いているだけではイメージが沸きにくかった所が、発表中の先生とのやりとりも合せて、お陰でどんなものになるのか、イメージが想像しやすくなった。
「BTRONクラブという名前なのにBTRONの話題は避けている」がツボすぎた。

今年も、この10月の回は純米大吟醸 杉勇も頂けて、楽しい時間を過ごせました。