雇用環境と個人の態度

「給料泥棒は退職しろ?!」 働かない役職定年社員が招く負の連鎖 (日経ビジネス)
興味深い。
当人も、周りも、態度を変える人もいれば平常な人もいると。
「人間の心に潜むブラックな部分」…こういう部分にようやく触れられるようになったのかもなぁ。

「あやしいお米 セシウムさん」とふざけて書いてしまったのは派遣の人だった。
飲食店などの厨房で、食材の衛生を粗末にするなど、とんでもない写真を撮って、昨今、炎上しているのはアルバイトばかりである。

自分は組織にとって、どうせテンポラリな存在であり大切にされていない。そのような環境が、「心に潜むブラックな部分」を増長させてしまう…といった一因も、あるのではないだろうか。
そして、そういう部分には思いも及ばず、「またアルバイトのバカが」「これだから派遣の奴らは」みたいな差別意識が補強され続ける。
こういった悪循環を、断ち切りたい。

下記投稿をした。

以前、役職の肩書きがあった訳ではありませんが、メーカーの正社員→派遣へと転身したとき、似たような感想を持ちました。派遣就業先に入ると正社員の頃はあった裁量も権限も無く、屈辱的にさえ思えました。
本記事は、「当人の自立」と「他者からの承認」という二つで結論づけられていますが、それは、各人がどんな雇用条件であろうとも、組織の中で働く個々人にとっては当然必要なものであり、おろそかにされてはいけないものだと考えます。

age++;

四十路も今回で最後。
果たして俺は成長しているのか。
去年より、先月より、何が変わっている?

トラ技通信 第2号に掲載された投稿: インダクタンス測定用簡易治具

トラ技通信 (CQ出版社)

第2号 (2013年7月1日発行)向けに投稿し、掲載頂いた原稿を、ほぼそのまま公開します。PDFです。
インダクタンス測定用簡易治具-web(PDF)


(2014/3/21追記)

スパムコメントが多いので全面的にコメント非許可にしておりましたが、普通のコメントを頂いたので、掲載します。

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(2014年3月18日 15:48 に投稿)

こんにちは
楽しく拝見させていただいております。

「インダクタンス測定用簡易治具」
を製作しようとしていますが、数式に疎く、
周波数からインダクタンスを求める計算がうまくいきません。

計算方法が合っているか、
PDF 表-1 「冶具回路によって測定した結果」
の実測周波数値で計算してみても、違うL値がでてしまいます。

L1=1/(4π²*f²*C)

のコンデンサーは500pFの500を式にいれればよいのでしょうか?
そともF(ファラッド)に換算して0.0005と入れるのでしょうか?
周波数も246KHzなら246と式にいれればよいのでしょうか?
また*は掛け算でよいのでしょうか?

部品箱に容量不明になったスピーカーネットワーク用コイルがいくつかありますので
インダクタンスを測定したいのです。
範囲は0.1mHから10mH程度です。

よろしくお願い申し上げます。

和歌山県 フジタ
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(2014年3月18日 17:13 に投稿)

すみません。
さきほど「インダクタンス測定用簡易治具」の件で質問させていただいたフジタです。
自分の間違いがわかり自己解決しました。

4π²の計算の仕方が違っていました。

4×3.14を2乗していたのが誤り

4×(3.14の2乗)=39.4384で計算すると上手くいきました。

ありがとうございます。
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既にお気づきのようですが、
f = 1 / (2 * π + √(L * C) )
を式変形した物で計算をします。

(参考:LC共振回路 (Wikipedia))

Lの単位は H (ヘンリー)、C の単位は F (ファラッド) ですので、
100pF なら 100E-12 (電卓的表記で) 、 100×10^-12 となります。
インダクタについても同様です。

簡易治具ですが、トランジスタは、fT が GHz帯まで対応している品種の方が、上手く行くようです。

DCDCコンバータは効率こそ命、ではない

DCDCコンバータは変換効率こそが重要か?
DCDCコンバータは変換効率こそが重要か?

仕事先の若い人向けに見せようとしている資料より。
何か、新設計の基板があるとする。当然、電源が必要である。オンボードで降圧型DCDC電源を採用するとき、様々な市販ICの中から選択することになるが、採用の可否はどのようにして決めれば良いか? という話題。

DCDCコンバータによる電源回路は、もちろん変換効率が高い方が望ましい。が、その回路の採否が決まるのは、効率の良い/悪いよりも、損失が許せる/許せない である。
上の図は、変換効率 66%でも使えた例と、92%でもあぶない実例を挙げた。
左の場合は損失が1W程度と少ないので、プリント基板上の自然な放熱でも連続動作ができている。右の例だと損失が 3.6W超え、FETが90℃を超えた。放熱器などを付ければ改善可能だろうが、採用ターゲットの基板の面積が小さく、それは許容されない条件だった。
ぐぬぬ顔はアレだが、特定少数に見せるだけだから..:-)

Debian on VMware メモ

Debian 7.1.0 も VMware 6.5 にインストールしてみた。 こちらは VMware toolsは無いらしいが、動作は ubuntuより軽いように感じる。日本語も使えている。漢字の入力も可能で、ローマ字入力だけでなく、かな入力もできる! ubuntuよりちょっと好感。
ubuntuには最初から Firefoxが最初からあるが、Debianはインストール直後には無い。 まぁ別に構わない。

rootではログインできない。やり方はあるらしい。
以下はまだ試していないが、メモ。
Debian だってrootでグラフィックログインしたい・・
debianのxでrootでのログインを可能にする

7/20 sat.分。 BTRON Club 96th例会

健先生クラブ 96th.例会。
1984年から初めて来年は TRON Project 30周年。
BTRON “2.0” は出る。 最初のBTRONは、まだフロッピーで起動する時代のパソコンのOSだった。 新しいBTRONはPC単独のOSではなく、クラウドやIoTの存在を前提にした、高機能なブラウザのようなイメージになるとのこと。
μT-Kernel 2.0。 現状の日本のIPv6は、いろんなモノをつなげるという理想とは違う変な物になっている (NTTが…) μT-Kernel 2.0はセンサーネットワークのような、より小さな物に内蔵されるマイコンでも動くよう一歩踏み込んだ仕様にする。IPv6をサポートするが、小さいマイコンには重いため、6LoWPANをサポートし、ルーター経由でつながるようにする。9月に仕様書を出す予定。

ラズベリーPiは3千円と安いのに、T-Engine評価キットはかなり高額。という背景もあって、 μT-Kernelの動作する、ほぼ同額?の 安価なマイコン評価ボードがPMCから出る予定。
新規開発品ではなく、FM3評価キットに移植済みのμT-Kernelがセットにされているような開発キット。
この基板、既にchip1stopで販売されているけれど、3万円もするんですね。 ハードウェアの物量的には 秋月で売ってる、LPC-Xpresso と同程度に見えますが。